プロパガンダ 4/1

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2014/04/post-228.html

金曜日の質疑、月曜日の質疑で分かったことは私の質問に大臣も、日銀総裁も、的確な回答をされていないということだ。「財政は極めて厳しい」と認めているようなものだ。

自分の任期中にソレが起きなければよし、ということでしょう。放射性廃棄物がどーにもならないにもかかわらず目をつぶり続ける原子力行政と同じですね。

紙幣とはもともと「持参すれば法定通貨に替えますよ」という銀行の約束手形のようなものだったから、発行体は、なにも中央銀行でなくてもかまわない。現に英北部スコットランドでは商業銀行であるスコットランド銀行の紙幣も流通しているし、香港でも同様だ。要は、発行体に対して人々の信頼があれば通貨として機能し、なくなればその価値は失墜するという話だ。昔の藩札、軍票であろうと、ビットコインであろうと、それは変わりはない。

紙幣は人々の信頼に依存する不思議な不安定な存在だ。

通貨発行主体には 通貨発行に伴って利益が転げ込む。紙幣を印刷しさえすれば無限の利益を得られるから、とてつもない特権である。国の機関である中央銀行なら、その利益は国民に還元されるし、富を得るために無限に貨幣を発行されることもないだろう。だから心配はいらない。

官僚機構が「自分の任期内に起きなきゃいい」と考えるとヤバイんだよなあ。