プロパガンダ 8/29

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2014/08/post-245.html

私がマイナス金利政策(日銀に置いてある民間銀行の当座預金の残高に罰金をかける=金利を払わせる)を主張すると、「そんなことをしても銀行は現金で保有してしまうから融資は伸びない」と識者から反論を受ける。
だがそれは実務を知らないがゆえの反論で、銀行がすべてを現金で持っていたら支店中が現金で埋まってしまうし、行員より多くの警備員を雇う必要が出てくる。第一それだけの現金紙幣は世の中に存在しないだろう。
 マイナス金利政策下においては、民間銀行は、預かった預金を融資にまわすか、他行に貸すか、国債購入などの運用にまわすしかない。全部を現金で保有するなど出来ないからだ。
日銀の当座預金に置いておけば多額の罰金を払わされるのなら、『金利をあげるからお金を借りて頂戴ね』という話になる。借りれば金利をもらえるのだから、借りる方の意欲も高まるはずだ。

金保有...、かさばるし、警備も要るし、火事になったら灰になるし、「金利をあげるからお金を借りてね」「円預金もマイナス金利」となっても不思議ではないよね。どうして思考停止するのかね。