プロパガンダ 9/5

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2014/09/post-247.html

米系企業の割り切りの速さと、日本企業の撤退の遅さは、株主資本主義(米国)か、社会資本主義(日本)かの差から起きていると思う。前者では株主の利益が最優先されるから不採算部門からの撤退は早い。その結果、成長産業に資本も人材も投入されていくから経済がダイナミックに動き、国力は増大する。労働市場も流動化しているから、クビになった従業員も新たな仕事が簡単に見つかる。ゆえに、政府も、不採算部門や企業に補助金を投入し、ゾンビのように生き延びさせることをしない。 

効率的な労働市場が無いから身動きが取れない。だから労使とも必死にしがみつき政治で何とかしようとする。
不自由なものである。

円安が進み始めた。現状の約105円50銭は、まだまだ円高だ。私は日本の国力に合うドル/円のレベルは180円から200円だと思っている。円は今後そのレベルに向かっていくだろうと思っているが、ここまで累積赤字が溜まった以上、そこでとどまるかは疑問だ。

日本の実力は180〜200円/USD説。
しかし、結局、累積赤字をprinting moneyで解消することになるからもっと円安になっちゃうだろうとのこと。そうなるだろうなあ。