プロパガンダ 10/14

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2014/10/post-252.html

「円安有害論」の識者は為替問題を輸出やエネルギー料金の観点からしか捉えていないようだ。しかし為替とは、円で売る労働力、モノ、サービスの値段という売り上げを決める最大要因なのだ。値が高ければ売れなくなるのは自明だ。

時々円ではなくドルで国内の価格や賃金を見る習慣が要る。

円安によるエネルギーコスト上昇で苦しいとの零細企業の声も聞くが、仕事を外国に取られたままでは、いくらエネルギ―コストが安くても食べていけない。

円が高くなるとグローバル経済下での裁定が働き、物価、リスク資産価格、賃金が下落するので、景気は悪いし後ろ向きのことばかりでイノベーションはちっとも進まない。