プロパガンダ 10/23

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2014/10/post-253.html

来年度予算も、40数兆円の赤字である。このファイナンスのために発行される国債は誰かが買ってくれなくてはならない。そうでなければ国は資金繰り倒産だ。
国民が民間金融機関に労働の対価等で得たお金を預金等で集め、そのお金で国債を買ってくれるのは、国が国民から借金をしている状態で(望ましいとは言えないが)まだ許容範囲だ。しかし昨年4月の量的緩和開始以降、民間金融機関は国債を完璧に売り越している。唯一、かつ大量に買っているのは日銀のみだ。紙幣を新たに刷って、そのお金で国債を買っている。印刷機が壊れれば国家公務員の給料も、地方交付税尖閣を摩耗自衛隊の船舶の油の費用も出ない。これをマネタイゼーションというのではないか?すでに財政は破綻しており、それが表面化するのを日銀が隠しているのではないか?

日銀は理由をつけてさらに緩和を拡大するのだろう。市場(民間)はどう反応するのかなあ。