プロパガンダ 4/22

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2015/04/post-278.html

85年から90年のバブルのときは、『消費者物価指数(CPI)は低迷しているものの資産価格が急騰し、その結果、狂乱経済となっている』ことに気がついた日銀が遅まきながらも金融を引き締めた。
しかし、今回は金融を引き締める手段もなければ、たとえあったとしてもできない。日銀が国債購入を中止すれば(=日銀が紙幣を刷って政府に金を貸すのをやめる)、政府が資金繰り倒産をしてしまうからだ。

JGBの購入を続け円通貨をドンドンふやせばインフレが加速していく。

ブレーキが利かず悪性インフレになれば、それまでのプラス面はたちどころに吹き飛ぶどころか、国民生活は地獄に落ちる。
そのときはさすがに株価も急落だ。

悪性インフレ時には長期金利は暴騰するから株価も大きく下げる。

放置してハイパーインフレを招くのか?国債購入を中止(=他の誰もお金を国に貸してくれなくなる)して国を破たんに追い込むのか?その時はそうは遠くないだろう。

インフレを選ぶのでは...。