プロパガンダ 8/8

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2015/08/post-296.html

本日(8月8日)の日経新聞1面「戦後70年」に出ていた元日銀総裁福井俊彦氏のコメントは極めて重要だ。
「財政の悪化に対する国民の意識が弱すぎる。負担を覚悟しながら、政府に一段の取り組みを求める世論が無いといけない。成長や人口増を全体とした社会保障の枠組みは再設定の必要があり、世代間の利害調整の国民的議論が急がれる」
私が昨年、文科委員会に所属していた時、高校無償化の6000億円の予算に反対した。国に金がある時なら私も賛成だ。しかし今、国には金がないのだ。財政が破綻したら国民生活が地獄に落ちる。それでも、この6000億円が必要か?弱者切り捨てかと私はかなり非難を受けた。しかし国民生活が破綻に落ちた時、一番に地獄を味わうのは経済弱者である。

財政は破綻し、国民生活は地獄に落ちるのだろう。やれやれである。