プロパガンダ 12/22

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2015/12/post-316.html

CPI2%が達成されて、日銀が国債の購入をやめれば政府の財布は半分近くは空っぽになる。これは日銀が政府の資金繰りを助けなくなるということだ。だから来年、日本はギリシャ化すると言う。少なくともCPI2%が達成されたら日銀(もう異次元の量的緩和を辞める)VS政府(やめるなどとんでもない。政府が資金繰り倒産する)というバトルの始まりだ。

1985年から1990年のバブルの時を見れば一目瞭然だ、バブル前半は急速な円高が進んでいたからあんなに経済が狂乱していたのにCPIはどんどん下がり3年間は1%以下だった。1987年末の122円から135円に円が反落したとたんにCPIは上昇に転じ1989年3.0%、翌年2.7%と跳ね上がった。デフレかインフレかは為替の影響が一番大きい。

FRBは利上げ期で円安/ドル高傾向なので、遠からずですな...。