プロパガンダ 12/25

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2015/12/post-317.html

為替はすべてを司る。当たり前だ、為替とは値段そのものだからだ。円安になると、円で作るモノ、サービス、労働力が外国人にとって安くなり、それらが良く売れる。だから景気は良くなり、CPIは上昇し、株価も上がる。工場も国内に回帰し、日本人労働者への需要が増えるから賃金も上がる。

グローバル経済なんだからドルやユーロに換算してみれば一目瞭然ですよね。なぜ「識者」はこういうことがわからないのだろうか。

来年は日米金利差拡大が続き、円安が進むだろう。進めばCPI2%がすぐ達成され、(異次元の量的緩和を辞める)という日銀と(異次元の量的緩和を辞め日銀が国債を買わなくなったら政府の財布が空になるから続けろ)という政府とのバトルが始まってしまう。そうなれば円は暴落だ。現在のドル高/円安は円安への第1章第1項にすぎない。

そういうわけで、来年はいよいよかしら...。