3月24日 モーニングサテライトの藤巻さん

私の解釈・誤解が含まれているかもしれないのでアテにしないでください。

テーマは公示地価 地方圏でも下げ止まり都心では上昇に転じた。都心部の面積は小さいが地価の総額からいうと割合が大きい。資産価格が大底をうった。

バブルは、日銀がお金をジャブジャブにして資産(土地・株)価格が上昇し、お金持ちになった気分がして消費を増やしそれが経済をいっそう回転させた(資産効果、シーマ現象)。個人消費GDPの6〜7割を占める(日本は6割、アメリカは7割ぐらいだったか)ので、景気への効果は大きい。実態経済がよくなると資産価格はまた上昇し、よい方向に回転する。また、資産価格が上昇すれば企業のバランスシート問題も改善する。

過熱しすぎるかどうかは日銀のコントロールしだい。前回はCPIだけ見ていて引き締めが遅れて失敗したが、今回もひょっとして同じになる可能性がある。

株も資産なので非常に上がるだろう。グローバルには一昨年は株が上昇、昨年は不動産が上昇。長期金利も上昇。

私が住んでいるあたりでも、1年まえあたりから折込広告と売り物件募集の投込み広告が増えました。最近は好条件の物件が広告に出なくなったような気がします。さっさと買い手がつくのかも知れません。先日は事業用物件1棟売りばかりの折込広告が入っていたのには驚きました。

私個人には資産効果はなかなか実感できませんが、ファミレスが賑わい始めたとか台湾人経営のレストランがメニューを強気にしたが混んでいるという点で消費者信頼感の改善は実感します。

「今回もひょっとして同じ可能性がる」は「シートベルト着用」という機長の指示か?。

あのバブルの時も、円高不況と言っているうちにすーっと土地と株が上がっていったような記憶があります。