雑誌 Voiceの藤巻さん

株価が下落したタイミングで、タイトルが 「待ってました『資産インフレ』 株と土地の値上がりこそ景気を動かす原動力である」

いま詳細に書くのはマナー違反でしょうから、私が重要と感じたさわりだけ。

消費しなきゃ経済は大きくならない。そのきっかけとして資産効果が効く。株や土地が上がればリッチな気分になり消費が増える。消費が増えれば生産も増え、GDPが増加し、株や土地の価格も上昇し .....。

最大のリスクは巨額の財政赤字による日本の財政破綻。財政はたんすると「ハイパーインフレ」に突入する可能性さえある。財政赤字に無頓着ではいけない。

最悪のケースは、僅か2,3年で日経平均が4万円に急騰する場合。理想は金融のコントロールで10年のスパンで4万円に達すること。

今後数年の景気はそうとうに強い。ただしその後のシナリオは国民次第。財政赤字への無頓着が最大のリスク。景気上昇に備え財政赤字の解消が第一課題。


藤巻さんが最大のリスクシナリオを具体的に語ってくれました。

マネージャブジャブで資産インフレで景気が加速していき、ジャブジャブマネーがいずれは一般物価のインフレに及ぶ。普通ならば日銀がブレーキを強めに踏む局面でも政府の財政赤字が気になると強く踏めず、インフレ期待が膨らむと長期金利もドンドン上昇し政府の財政が破綻していまう。破綻するか否かはその時の赤字の残高と長期金利(=期待インフレ率+α)次第、ということでしょう。

日銀と政府の政策と、株価上昇速度に気を配りましょう。