7月27日 モーニングサテライトの藤巻さん

久々の藤巻さんの出演です。

本村さん: 株価は乱高下していますが相変わらず強気ですか?
藤巻さん: 非常に強気。5月のG7で世界不均衡(ドル安政策)という懸念でドルが売られ円高となった。円高は日本をデフレに戻すので、それを懸念して日本株が売られた。
藤巻さん: 100円を割ることなく110円をちょっと割って116円台に戻ってきた。もう大丈夫。
(藤巻さんは為替の短期のプレーヤーが誰でどんな思惑で動いているか見えていますね。普通の個人投資家には無理なので長期のスタンスでポジションを持ちこういう動きはランダムウォークとしてこなしていく)。
藤巻さん: その後残念なことに北朝鮮問題で株がまた売られて強気の私さえ怖くて株で勝負するのをやめた。
(藤巻さんの勝負とは日経平均先物のことと思います。しっかりレバレッジをかけて勝負するので、何かの間違いでマーケットが恐怖ですくむと大きくやられちゃうので躊躇したということでしょう)。
藤巻さん: 外国人も戻ってきたのでお金ジャブジャブというファンダメンタルに注目。
本村さん: お金ジャブジャブという実感がない。
藤巻さん: マネーサプライはバブル期ほど伸びていないが日銀券急増した。10年で2.5倍になった。バブル崩壊後政府が財政出動国債を発行し、金融機関が買ったが、消化しきれなくなり(別の言い方をすれば長期金利上昇を抑えるために)日銀が買った。国債を買うときに日銀券を発行した。
本村さん: 物価はそれほど変わっていません。
藤巻さん: まず資産(土地・株)の値段が上がる。