12月19日モーニングサテライトの藤巻さん

今日はモーニングサテライトを見そこねました。そこで、テレビ東京のWebサイトを見ると...
以下は私の要約

日銀は早めに利上げした方が良い。利上げは経済と株の持続性に非常にプラスになると思う。0.25%はゼロと変わらない。
'94年から'95年にかけてFRBは1年に3%の利上げしたがアメリカ経済は軟着陸し経済は絶好調となった。今回の利上げは需要の後食いがあるので結構長く続いて相当プラスに上がると思います。日銀はもっと土地と株の値段を見なければいけないと思います。

多くのエコノミストが聞いたらぶっ飛んでしまいそうな主張です。が、私が思うに、

  • 日銀がじわじわと金利を上げることで、デフレ・低金利がまだまだ続くという世間の「期待」を反転させる。そうなればこれまで先延ばしされていた投資と消費が増え、つまり産出を増やすことができ、景気にプラス
  • 投資のための土地の需要が増せば地価が上昇し資産効果が作用する
  • いったん投資や消費が増加すればポジティブ・フィードバックで景気を更に良くするように作用する

ということではないでしょうか。

金利差縮小は円高要因のように思えますが、景気回復は輸入を増加させるとか過剰貯蓄の解消(消費増=貯蓄減)は経常収支にマイナスに作用するとかで円安要因でもあると思います。どちらの作用が大きいか私にはよくわかりませんが....。