CPIのインフレ

マクロ重視の投資スタンスゆえデフレ・インフレや景気には気を配って暮らしています。


私は近所の一皿105円の回転寿司あれこれにちょくちょく行きます。105円がウリなので価格は変化しませんが、ネタが徐々に.....。
3年ぐらい前は、ネタは大きかったように記憶しています。店は比較的すいていた。
その後、パート・アルバイト募集の張り紙を見るようになった。
更にその後、募集が「急募」になり、ネタが徐々に小さくなった。
最近は、皿の上の寿司が「2個」から「ちょっと高級の1個」が混じるようになった。また、店の創意工夫を感じるヘンテコな寿司メニューを見かけるようになった。店は込んでいて待つことが多くなった。
魚や時給が上昇し始めているが、名目価格を引き上げられない(一皿105円がウリですから)回転寿司チェーンが苦労しながら実質価格を引き上げているように思えます。
ファミレス各社もメニュー改定のたびにメニューが少しづつ豪華になり支払いが増えているように思います。それに客の入りも増えている。多数の潜在購買層に訴える電車の吊広告も徐々に雰囲気が変わってきた。


政府や日銀の物価統計に回転寿司の実質価格が含まれているかわかりませんが、私の生活実感ではデフレはもうおしまい。
私の実生活のスタンスは、「デフレモード」から「ノーマルモード+資産インフレ警戒+CPIインフレ注意」に切り替えています。