グリーンスパン前FRB議長 日経9/29のインタビュー記事

私が注目した箇所

  • 今回の金融危機流動性危機、LTCMのケースに近い。
  • 長期金利が異常に低くなったことこそが住宅バブルの原因。計画経済の崩壊を機に大量の余剰貯蓄が生まれたことが背景にある。
  • 1990年から2005年にかけて進んだディスインフレ過程がピークを超えた。ディスインフレの要素がはがれてくればインフレ圧力は高まる。
  • 日本経済の先行き 移民を増やそうとしていないことは日本経済を将来を難しい状況に追い込むと思う。生産性上昇や労働人口に限りがあれば成長は鈍くなってしまう。

私のたわごと
だからFRBは0.5%利下げし株価を上げることで住宅価格下落によって生じる逆資産効果を打ち消すことをねらったのかなあ。
ディスインフレ要素の剥離によるインフレ圧力を予測するからこそ藤巻さんはFRBの長期的な利上げを予測するのかなあ。