テイラー・ルール

藤巻さんがFRBのFFレートをどう予測するのか疑問でしたが、Mishkinの教科書(Economics of Money, Banking and Financial Markets plus MyEconLab plus eBook 1- Semester Student Access Kit, The United States Editions plus eBook Student Access Kit.)を読んでいてハタと気がつきました。
Taylor Ruleを使っているのではないか?*1

Taylor Ruleとは
FFレートのターゲット = インフレ率 + 均衡状態の実質FFレート + インフレギャップ / 2 + 算出ギャップ / 2
インフレギャップ = インフレ率 - (均衡状態の)目標インフレ率
算出ギャップ = GDP成長率 - 潜在成長率

藤巻さんは資産インフレは実体経済のインフレに先行するという見解なので、インフレ率に資産インフレを考慮し高めのFFレートを予測するのでしょうか...。

*1:ブランシャールのマクロ経済学でTaylor Ruleを知っていましたが、今になってやっと藤巻さんの予測(他の人達よりも高めの値)との関係(?)に気がついた...