プロパガンダ 3月23日

以前のモーサテ出演時のコメントと同じです。

  1. 私は、「なぜアラブや中国が買っているのか」を考える。今までは極めて保守的で債券投資しかしていなかったアラブや中国の政府系投資機関が株というリスク資産を買っているのは、この段階で米国金融株を買うのはかなり魅力的だと思っているからである。
  2. Citiとメリルリンチが第4四半期に大量の損失を計上した。しかし注意するべきことは両社の経営者が昨秋、交代したことである。日本の企業と違って米国人経営者は交代時に徹底的に前任者の膿を出す。
  3. 米国の金融当局や政府は、いざとなれば迅速にそしてドラスティックに政策を打っている。