上期の経済・経営書

今週の週刊東洋経済に「2008年上期 経済・経営書BEST100」という特集があった。
上期の5位は、

北野一さんは冗談混じりに「書店で蟹工船*1のとなりに並べて欲しい」とのこと。


自民党の麻生幹事長が株式の配当を(300万円まで)無税しようと主張していますが、

  • 日本企業は利益を配当や自社株買いで株主に還元し、不足する資金は負債でまかない、資本コストを引き下げる
  • 配当を非課税にし、かつ、企業の配当性向を高めれば日本人投資家は日本株を好みそう
  • 日本人株主は外国人投資家ほど高リターンを求めないから、日本人株主の増加でも資本コストが下がる
  • 日本人株主が増加すれば企業の儲けが日本人に回る
  • 資本コストが低下すれば従業員や政府にもおカネがまわる

と、日本のマクロ経済にプラス(北野さんの主張どおり)だと思います。