10月18日 朝日新聞be より
預金している米銀の株価が急落しているのを見て慌てて邦銀に預金を移した、という藤巻さんのコラムを読み、アッそうか!と思った。
FDICの元本保証枠を超える預金を持つ人はどうするか?、銀行が破綻したら預金が返ってこなくなってしまう。 米国人はふつう邦銀に口座を持っていないから米国債に避難するハズ。
http://finance.yahoo.com/echarts?s=^TNX#symbol=^TNX;range=2y
http://finance.yahoo.com/echarts?s=^FVX#symbol=^FVX;range=2y
http://d.hatena.ne.jp/guerrillaichigo/draft?epoch=1224342661
今年の2月ごろ、そして今、2〜3年の米国債に避難してイールドカーブにクボミができていたわけだ。
http://finance.yahoo.com/bonds/composite_bond_rates
Treasuryの金利は下がるが銀行の資産が縮小するから実体経済にも影響する。 銀行の株価が上昇すれば破綻懸念が減少し銀行に預金が戻り、貸し出しが増え、実体経済にプラスに作用する。
今年7月ごろは米国債に避難していた資金が戻りつつあり、それゆえ藤巻さんは楽観的だったのでは。
藤巻さんが米銀の株価に注目する理由がやっとわかった。
- 市場が銀行のCFを懸念して株価が下がる
- そういう状況では大口預金者が預金を引き出す
- 銀行は貸し出せなくなる、実体経済におカネがまわらない、景気が悪くなる
- 銀行の株価が上昇する場合にはこの逆となる
以上、私のたわごとです。