最近の韓国経済

月刊Voice12月号の三橋貴明氏によれば...
韓国は輸出国だが経常赤字*1。 だからウォン安圧力がかかる。 ウォン安は貿易黒字を減らすとのこと。ウォン安は石油価格上昇をもたらすが人件費等が割安になることで輸出に有利になるはずだが...。 日本からの輸入は円建て?
経常赤字ということは海外から資金を調達しているハズ。 ウォン建てではなく外貨建てで借金しているとウォン安は辛かろう。 借金の負担を減らすべく中央銀行がウォンを買い支えても限度があり、限界に達すると通貨危機という典型的なパターンに近づいている?
少し前のウォン高時代(グローバルな金余りで海外から資金が流入していたらしい)に、中央銀行がウォン売り介入し市中に放出されたウォンで景気が過熱しすぎぬよう中央銀行が債券を発行しウォンを回収した結果、債券の利払いで中央銀行が赤字とか、銀行がデリバティブ商品を売りまくって買った中小企業が今大変になっているとか、いろいろあるようです。
http://www.chosunonline.com/article/20081008000028
http://www.chosunonline.com/article/20081008000029
http://www.chosunonline.com/article/20081008000021
http://www.chosunonline.com/article/20081008000022

*1:貿易黒字を打ち消すようなサービス収支の赤字。 韓国ドラマではすぐに海外留学しちゃう、外国でサービスをガンガン消費しているのでしょうか。