海外からも注目? 日本の財政赤字

民主党政権のおかげ(?)で日本の財政赤字が外国人からも注目されはじめているそうだ。
http://gaikokukabuhiroba.blogspot.com/2009/11/blog-post_03.html
http://ow.ly/yNRC


以前から日本の財政赤字は巨大だったが国内の貯蓄で国債を消化できた。
ところが、高齢化で家計部門の貯蓄率は90年の15%から2%に減少した。企業部門が負債を圧縮した分を銀行が国債を購入したといえるのだろうが、企業の負債の圧縮は限界がある。... 家計部門と企業部門が政府部門の赤字をまかなえないならば、

  • 貸し手不足・資金不足で長期金利は上昇する
  • 長期金利上昇が期待されるならば民間は借り入れを増やそうとするだろうから、マネーストック(マネーサプライ)は増加し、これは円安要因
  • 家計部門の貯蓄+企業部門の貯蓄+政府部門の貯蓄 = 経常収支 より、経常赤字となり、円安要因

経常赤字かつマネーストック増は強力な円安圧力ではないか?。
だから藤巻さんは強気で円安に賭けているわけだ、きっと。