人口負荷社会
藤巻さんやジム・ロジャーズは長期の経済予想のベースとして人口分布の変化を見ているように思われる。 藤巻さんは著作にて生保のレポートには見るべきものがあるとコメントしていた。
人口が高齢化すると、労働人口の比率が減少 → 労働が希少なリソースとなる → 希少なリソースの価格は上昇する → 賃金は上昇、労働不足ならば供給も制約される。 どう見たってインフレになるのではないか? 長いデフレの日本にいるとインフレを忘れてしまいそうだが、いずれインフレになる、金利も上昇する。
この本の著者によれば「大労働力不足時代」になるとのこと。 本の中のグラフを見ると勤労人口の比率はずいぶん大きく減少する。
- 作者: 小峰隆夫
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2010/06/09
- メディア: 新書
- クリック: 46回
- この商品を含むブログ (11件) を見る