日経経済教室 本多佑三教授

以下はメモ。
円高の中長期的影響

  • 企業は国内の生産を国内の生産を海外にシフトさせる。国内の雇用機会が海外の雇用機会に置き換わる。国内の雇用機会の減少は国民所得の減少につながり、半永久的に戻らない。
  • 日本の高い失業率は閉塞感はこうした生産拠点の海外シフトと不価格かかわっている可能性が高い。
  • 若年層の失業率の高まりは、訓練の機会を失うことにより、長期的にみて日本の企業の競争力を低下させるのではないか。
  • 海外生産が加速すると、これまで蓄積してきた国内技術が海外に流出する可能性が高まる。
  • 円高による需要と雇用機会の減少は、現在日本が悩まされているデフレの重要な要因のひとつである。

日米に金融政策と為替レート

  • 金利平価裁定 −−− 短期 −−− 高金利通貨が買われる
  • マネタリーアプローチ −−− 長期 −−− インフレ通貨は安くなる