地震・津波・原子炉事故

津波さえ起こらなかったら、M9.0の超巨大地震を何とか乗り切った、新幹線も原子炉も無事...で済んだハズだったかも知れません。
しかし、津波が来て、村や町が消え、原子炉4つが事故中。 この後に更に災難が来ることを思うと気分がめいります。

東京電力は負債で資本のかなりの部分を調達しています。 今回の事故での補償を考慮すると債務超過かも知れません。 負債の償還期が来て借り替えるとき、今までと同じ金利では借りられないでしょう。貸し手がいるだろうか...。とはいえ電力供給を止めるわけにもいかず、政府が金を出す(国有化)することになるのでは。 他の電力会社でも借り換えに苦労すれば政府が資金を出さざるを得ないのでは。 お金の無い政府は国債を発行して資金調達することになるでしょうから財政破綻がぐっと近づいたのかも知れません。