プロパガンダ 3/26

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2011/03/post-87.html
たまたま投機筋が仕掛けるときにレートを見ていたが、すごかった。

G7の為替介入は各国から日本への最大の援助である。

せっかくの援助だからこそ、有効に使いたいものだ。

もし企業が現金を厚く持ちたいとしたら、まず何を売るか?金融機関が現金が必要になったら、まずは何を売るか?外貨資産を売るよりはまずは株であり日本国債のはずだ。国債は今、高値圏にあるから売れば利益が出るだろう。企業が金融機関から現金を引き降ろせば余裕のなくなった金融機関は国債を売るのだ。しかし、国債は現在、値くずれをしていない。
換金売りがそれほど大きく始まってはいない証左だ。だとすれば換金売りを理由とした円買いは投機にすぎず、実需ではないが故に介入は大いに効く。
もし換金売りで外貨が売られるケースがあるとするならば株や国債が大崩れをした後だ。しかし、株や国債が大崩れをしたならば円は買われるどころか大いに売られることになると私は思う。円高は超短期的な動きだと私は思うのだ。

藤巻さんが何を見てどう判断するか、参考になる。

それどころか、東電への融資資金調達を始め資金需要の増加、そして国債大増発により今後、国債価格は大幅に下落すると思う。円も大幅下落だろう。

さて、貿易収支はいかほどになるだろうか。今回の原子炉事故、中東情勢、世界的景気回復でエネルギー価格が上がるならば貿易収支は縮小あるいは赤字へ?、そうなると国内で復興資金調達がタイトになるから、長期金利は上昇し、マネーサプライと流通速度の増加で円も下落。