プロパガンダ

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2011/07/post-96.html

ドイツとフランスはユーロ安のせいで景気が良いのだ。通貨安のおかげで景気がいいのだ!どうして、日銀や政府がそれを認識して、円安政策を発動しなかったのか?
なぜこんなに景気が悪い時でも「円高の方がいい」と言う人がいるのだろうか?
外国では「円安にするしか日本の景気回復の手段はない」と、かなり長い間、言われ続けているのに、どうして日本人自身はそう思わないのだろうか?

私は強い国のリスク資産への投資がいい、30年間に渡って、いろいろなところに書き話してきたが、まさにそうなのだ。もし市場原理が働いていて日本人がもっと利回りに注意を払っていたら海外にお金は流れ、日本人は大いに儲かり閉塞感など無く、為替も今ごろ1?200円で国際競争力は大回復。したがって景気絶好調。ばら撒きも財政出動も必要なく財政赤字問題も霧散。経済が強いので株価も不動産も高く年金の支払いも問題なかったに違いない。元気な日本を見て一時海外投資をしていたお金は国内に戻って来て、そろそろ円高かな?という時期だったはずなのだ。
市場原理がきちんと働いて、「国力が弱い時には円は弱く、国力が強くなれば円が強くなる」と言うシステムが出来て入れば日本は安泰だったのだ。しかし残念ながら時、すでに遅し。

私も不思議。あえて理由を見つけるとしたら

  • 日本人は頭が悪い
  • 勉強不足で無知
  • 自分の頭で考えることができない
  • 自分で判断することができない

3番目と4番目あたりかなあ。