[藤巻さん]プロパガンダ 5/7
http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2012/05/post-126.html

今後のポイントは欧州国債マーケットの動向である。
金利が支払えるか否か、国債の新規発行や満期が来た分の継続が出来て国家機能を継続できるだけのお金が集まるかに注視していなければならない。
ギリシャ、スペイン、ポルトガル等は景気低迷の中での長期金利上昇で窮地に陥るだろう。

自国だけの通貨が無い、自国だけの金融政策も無い、財政赤字が大きすぎて財政で刺激もできない、その上、長期金利が上昇して借り換えのたびに財政が苦しくなる...。なぜ、ユーロなんか導入したのだろうか。
それから、ユーロを礼賛していた識者の皆さんはどうしたのかな。

日本の最大の問題は、日本国債の93%を日本人が持っていることである。IMF などの日本への援助は2の次になる。他国が日本国債を持っていない以上、損をするのは日本人だけで、被害が他国に波及するリスクは極めて低いからだ。

というわけで、海外勢は騒がない。