プロパガンダ 12/15

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2013/12/post-217.html

政府が動くと動かざるとにかかわらず、今後ドル高円安が進行すると考える。一つの理由がシェールガスだ。先日、昔の為替仲間(官庁側)が議員会館に来た折に聞いた話だ。米国のどこからでも出て、しかも200年分もの埋蔵量がある。価格は、現在、米国で100万BTU(英国熱量単位)あたり約3ドル。2008年夏に記録した天然ガスの高値に比べて、4分の1にも満たない水準だ。ただ日本に持ってくると約13?にもなってしまう。輸送用に液化するなど積出し港の設備にお金がかかるためだ。「石油の17ドルよりも安いからいいだろう」と言うなかれ。石油はもともと液体だから液化する費用はかからず、産出国と輸入国の間の価格差は2〜3ドルに過ぎないのだ。10?もの差は両国の間に大きな競争力の差として表れる。
米国製造業は国内回帰し、相対的に極安となったエネルギーを武器に世界にのしていく。「シェールガスを国内で産出できるおかげ」と考えると、「イランとの核問題での合意」、「シリアとの戦争回避」など、米国の一見弱腰に見える行動にも納得がいく。中近東への関与が減れば軍事費も激減し財政再建に資する。米国は強い。だからドルは強含む。」

重要なポイントですね。

終身雇用制と年功序列は雇用安定に資する素晴らしい制度だと思っている日本人は多いのではないか?特に労働組合はそう思っているだろう。私は逆だと思っている。

構造を変えねばならないとき「終身雇用制と年功序列」はマイナスの作用しかしないようで...。