プロパガンダ 12/23

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2013/12/post-218.html
金融緩和をやめるときに

  • これから金利上昇するときに債券を買う金融機関は無い
  • 債券の満期到来を待つにしても長期の債券まで買ったから、その間金融緩和状態が続く
  • 準備預金に金利を払うことで市中のお金を引き寄せるにしても、債券が低金利なので準備預金の金利を引き上げると逆ざやになり不可能

というわけで

量的緩和の出口戦略は14年、日本経済の死活問題となりかねない。

来年には量的緩和を終える時期が来るが出口が無いから、市場の恐怖で長期金利が急騰する、と藤巻さんは警告しているようにも読める。


消費税を増税して歳出を絞り苦しいながらも財政を健全化する方向に向かうのかと思っていたら、増税分支出を増やす予算案のようだ。だめだな、こりゃ。


「金融抑圧」という言葉をチラチラと見かけるようになった。金利の上昇を無理やり押さえ込むことらしい(その結果悪性のインフレに苦しむことになる)。第二次世界大戦後と比べ金融が自由化された現在、長期金利を押さえ込めるのだろうか。長期金利が上がると思えば皆先物市場でヘッジのためのショートをするから、結果として金利は上昇するのでは。