プロパガンダ 3/17

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2015/03/post-272.html

$高/円安は、まだまだ続き異次元の世界へと突っ込むと思っている。トレンドが完璧に変わったと理解すべきだ。今までの思考経路でモノを考えていてはいけない。

なぜならば

もちろん米国はその後も、たびたび利上げをしてくるだろう。一方の日本は利上げが出来ない。

そういう訳で

たとえCPIが3%になろうと5%になろうと10%になろうと株価が10万円を超えようとも利上げは出来ないのだ。このような事態になれば、もちろんインフレはコントロールできず円は大暴落だ。そうでなくても、今後、何度も利上げするFRB、利上げしたくても出来ない日銀、$高/円安は異次元のレベルに向かわざるを得ない。

どうなっちゃうことやら...。

『これこそ異次元緩和の最悪の出口で、黒田総裁がバーゼル委を持ち出したのは、元財務官僚らしい<外圧>を使った泣き落とし。もはや自力で出口戦略を描けないことの裏返しでしょう。オフレコ発言は、異次元緩和の白旗宣言と捉えるべきです』(埼玉学園大教授の相沢幸悦氏=経済学)  日本の財政崩壊は刻々と近づいている。

量的緩和などという愚策を取れば、取り返しがつかない結果になるのは最初から分かっていたはずだ。だから私は馬鹿にされ続けながらも「マイナス金利政策(日銀にある当座預金にペナルティーをかける政策。残高を局限化する量的緩和とは対極にある政策)を強く主張していたのである。