プロパガンダ 7/28

http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/2015/07/post-294.html

消費者物価指数が目標の2%に達した時、日銀はどうするのか?財政ファイナンスを辞めるのか?そうしたら他に買い手のいない国債は大暴落だ(=長期金利急騰)。なにせ今日銀は毎年発行されている国債(新発債+ロールオーバー)の7割を買っているのだ。新発国債発行額の2倍も買っているのだ。市場のほとんどを買っている買い手がいなくなれば、どんな市場でも暴落だ。暴落必至のモノを買い向かう人などいない。買いが入るのは暴落後(長期金利暴騰後)だ。

金利が低くても買いを入れる7割の買い手がいなくなれば、価格は大きく下落する。

そんな金利で国は国債を発行できない。ということは政府の財布が空になるから国会議員の給料はもちろん、地方交付税も払えない。国家公務員も地方公務員も給料をもらえない。それが嫌で消費者物価2%達成後も、財政ファイナンスを続けるのならハイパーインフレまっしぐらだ。

支出を締めて新規国債の発行をやめても借り換え分は高金利で借りなきゃいけないから財政は破綻するなあ。そこで財政ファイナンスすれば教科書にあるような典型的なハイパーインフレだ。