Bloomberg 「オオカミおじいさん」藤巻氏

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NXKT176K50XY01.html
なんだかすごいタイトルである。
でも、さすがBloomberg、よくまとまっている。

日本のXデー、「財政問題解決には、時期が遅すぎて無理」

日本の国力に見合った為替水準は1ドル=180−200円程度

日銀はCPIが3%になろうと4%になろうと資産購入を続けるしかない。日銀が購入を止めると、資産価格がクラッシュする。ルビコン川を渡ったので戻れない。国債市場の中心人物である最大手が買い入れ量を減らすのは大変なことで、バリューアットリスク(VAR)ショックが起こる

日銀は、未来永劫(えいごう)利上げできない。円安・ドル高トレンドを反転させるのは大変だろう。日米の金利差が広がるとドル・円はかなり上昇する。為替はCPIに極めて大きな影響を与える

Xデーが来たら1ドル=1000円だっておかしくない。ぼくがいつまでもオオカミおじいさんでいるのが日本のためだが、そろそろそうは言っていられなくなってきた

米国の景気回復 --> FRBの利上げ --> 日米金利差 --> 円安 --> 日本のCPI上昇 --> 政府の財政破綻懸念 --> 日銀のB/S拡大停止困難 --> インフレ昂進 --> X day
こういうシナリオでしょうか。