読書 「経済論戦の読み方」 田中秀臣 講談社現代新書

過去約3年のレビューとして読めます。約3年間、右往左往しましたが、デフレ現象と脱出方法に関しては「流動性の罠」と「リフレ政策」で私なりに納得するに至りました。アメリカはジム・ロジャーズがドルを見捨てる「合理的期待」を持つほどのリフレ政策で(ユーロに対し随分減価した)デフレ回避したようです。日本は断固としたリフレ政策(藤巻さんの200円/ドル説はリフレ政策が背景だった、今はリフレ政策シナリオが消えたので年末に130円/ドル説、と勝手に想像)をとらなかったがアメリカにお付き合いしているうちにおこぼれにあずかれたような...。さて、資産効果はどういう経路でGDPに波及していくか?。


経済論戦の読み方 (講談社現代新書)

経済論戦の読み方 (講談社現代新書)