投資戦略の発想法(旧版)巻末の参考図書
週刊!木村剛でおなじみの木村剛さんの 投資戦略の発想法―ゆっくり確実に金持ちになろう (旧版)は良い本でした。一番役立ったのは巻末の参考図書リストで、私にとってはこれだけでも1700円の価値がありました。新版(最新版 投資戦略の発想法)には惜しいことにそのリストが無い!。
旧版の「投資を始める前にこの本を読んでおこう」リスト
- 敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか
- ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理
- インデックス・ファンドの時代―アメリカにおける資産運用の新潮流
- ウェルス・マネジメント―FPのための資産最適運用の実践ガイド
- 賢いはずのあなたが、なぜお金で失敗するのか
- 金融・為替・商品 マーケットはなぜ間違えるのか―揺れる相場の情報行動学
- ファンドマネジメント―マーケットの本質と運用の実際
- ファンドマネージャーの株式運用戦略 (同友館投資クラブ)
- ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け
- ピーター・リンチの株式投資の法則―全米No.1ファンド・マネジャーの投資哲学
- 株で富を築くバフェットの法則 「新版」世界最強の投資家に学ぶ12の銘柄選択法
- ウォーレン・バフェット 自分を信じるものが勝つ!―世界最高の投資家の原則 (スピークス・シリーズ)
- おカネに目覚めよ、日本人!
- この3年が投資信託の勝負どき―長期保有型投信こそ財産づくりの本命だ
このリストのおかげでチャールズ・エリス、バートン・マルキールからスタートでき、感謝しています。
久しぶりに旧版のページを開くとこんな一節がありました。
経済理論は定跡なのです。経済理論を知っていても、勝負に勝つことは保証されません。理論通りにマーケットが動かないことはままあります。
しかし、経済理論どおりに世の中が動かないからこそ、経済理論を知っておくことが必要なのです。定跡を知っていれば、定跡からどれだけ離れているかがわかるのです。要するに、経済理論を知っておけば、日本経済のどこがゆがんでいるかがかわるのです。
当時はこれを読んでも??????でした。いまではそのとおりと感じます。