財産3分法ファンド

ユキカゼ掲示板にユキカゼ艦長がJ-REIT市場の時価総額3兆円のところファンドが10%の3千万円も買ったと指摘しています。ファンドの資金の性格を推測するとREITを買い持ちしそうです。ならば需給はタイトになり価格上昇要因といえましょう。

預金がこのファンド(ポートフォリオは外債、日本株J-REIT)に動いたとすると、金融機関のバランスシートはどうかわるだろうか。藤巻さんはバランスシートを意識するようおっしゃるので、実践してみます。

大手都市銀行に預けた普通預金が下ろされると、銀行の負債の部が縮小し、資産の部も縮小する。どの資産が縮小するだろうか?。短期〜中期の国債や債券が売られるのではないでしょうか。

そしてファンドを買うと、市場でJ-REITが買われる。そのREITを売るのは誰か?。中小の銀行は運用先が無くREITを沢山買ったと言われています。金利上昇が気がかりと言われる中小銀行にとってはREITからの出口のチャンスかもしれません。デフレが終わり担保となる資産の下落が止まれば銀行は融資をしやすくなる。資産の部にあったREITを貸し出し債権にできる。そうなればマネーサプライは増加するかも知れませんね。