人口ピラミッド

1月22日の続きです。
U.S. Census BureauのInternational Data Base (IDB)IDB Population Pyramidsをクリックし、国を選び、Type of outputをDynamicとし、「実行」をクリックすると、... 人口の年齢分布(Poputation Pyramid, 人口ピラミッド)が時間とともに変化する様子をアニメふうに見ることができます。


人口の年齢分布が変化すれば消費と貯蓄の割合が変化するため、マクロ経済に影響しても不思議ではありません。


バブル再来」のハリー・S・デントによれば、米国の消費のピークは50歳弱。
ririo2002さんのブログ「経済ニュースの森の奥・・・マクロな視点から」によればアナリストの木下晃伸氏は40〜44才が消費が多いと分析しているとのこと。


人口ピラミッドはこんな感じで時間とともに変化していきます。


先進国
日本, 米国, ドイツ, フランス, イタリア, イギリス, スペイン, オーストラリア 


アジア諸国
韓国, 台湾, タイ, マレーシア, フィリピン 


BRICs諸国
ブラジル, ロシア, インド, 中国 


VISTA諸国
ベトナム, インドネシア, 南アフリカ, トルコ, アルゼンチン 


その他
メキシコ, ベネズエラ, ポーランド, ウクライナ, パキスタン, エジプト, イラン, イラク 


労働人口が増大する国で(例えば「「豊かさ」の誕生―成長と発展の文明史」に示されるような)いくつかの条件が成立する国は大きく経済成長するかも。