雑感 ちょっと疲れて 2月13日追記

マクロ経済学の時間軸上の扱いに馴染みたいとか、財市場(実体経済)と金融市場(訂正)リスク資産市場の関係を自分なりに理解したいといった動機で 新しいマクロ経済学―クラシカルとケインジアンの邂逅 をかじり始めました。面白いのですが、ちょっと消化不良で疲れ気味。一度に消化するのは無理でした。
同じ著者の下記を軽い気持ちで読み始めたところ、非常に面白い。例えば2章の、社会主義国がはまって行き詰まる原因となった「過剰消費」は金融市場が防止する*1が、逆の(十分なリターンの見込める投資案件が無いにもかかわらず投資をしようとする---つまりバブル期やバブル崩壊後の日本)「過剰貯蓄」を確実に防止する仕組みは無くバブルになりがちで、そういうケースには設備投資するより消費を盛んにしリターンが見込めるようになるまで投資を控えるほうがよい、なるほどと思いました。
内容についてはいずれ気が向いたときに。


成長信仰の桎梏 消費重視のマクロ経済学

成長信仰の桎梏 消費重視のマクロ経済学

*1:社会主義国には金融市場な無かった