米国金利とPIMCOのビル・グロース

米国長期金利が跳ねて米株が下落し,あおり(?)で日本株も下落しました。日経夕刊のコラムを読むとボンドキングと呼ばれるPIMCOのビル・グロスが米国金利上昇説(債券価格について弱気)に転じたとのこと。
さっそくPIMCOのビル・グロスの最新のInvestment Outlookをのぞいてみます。
長々とありますが一番おわりに要約「長期経済予測会議の結論 今後の3〜5年間について」があります。要約すると

  • 世界の成長率は5%と高水準で推移
  • 世界のインフレ率は若干上昇
  • インフレ率上昇と経常黒字国の債券から分散投資へのシフトにより今後数年間金利は上昇
  • 米ドル建て資産とドルは他通貨資産や通貨に対しアンダーパフォーム
  • 資本の労働に対する優位は不変