米国とユーロ圏の金融緩和

日経ビジネスオンラインの「もう、そこにある日本のデフレ」に日・米・ユーロ圏のマネタリーベースのグラフ(下記)がある。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090109/182408/zu004.jpg

8・9月よりFRBとECBがドルとユーロのマネタリーベースを増やし、一方円のマネタリーベースは横ばいだった結果、秋から一段とマーケットでは円高が進み、その結果、国内の景気は一層冷え込むことになった。 こんなふうに見えます。

グローバル経済が不況なんだから日本も円を安くして(=マネタリーベースを増やして)資産価格や景気を刺激すればばいいじゃないか、別に近隣貧窮化政策でもない、と思うのですが...。