北野さん

デフレの真犯人

デフレの真犯人 ―脱ROE〔株主資本利益率〕革命で甦る日本作者: 北野一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/11/07メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 19回この商品を含むブログ (6件) を見るとても面白かった。 人口減少の日本は米国に比べ成長率が…

北野一さんの「なぜグローバリゼーションで豊かになれないのか」を読み返していた。なぜグローバリゼーションで豊かになれないのか―企業と家計に、いま必要な金融力作者: 北野一出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2008/06/27メディア: 単行本購入: 1人…

「なぜグローバリゼーションで豊になれないのか」 by 北野一 Part 4

資本コストを統一した場合、何が起きるか? ユーロの場合ECBが共通の政策金利を決定すると 高成長率でインフレ気味の国では、低金利 or マイナス金利になり、景気が過熱気味になる。 通貨も共通なので、景気過熱で物価、人件費、etc.の上昇で輸出が減少し、…

「なぜグローバリゼーションで豊になれないのか」 by 北野一 Part 3

北野さんは、ガス爆発が起きたとき直接の原因は何かの火花かもしれないが真相原因はガス栓の締め忘れのハズだ、という。 日本のバブルの場合、直接の原因は日銀の引き締めの遅れかもしれないが、真相原因は企業の資本コストの認識にあった。 日本企業は、今…

「なぜグローバリゼーションで豊になれないのか」 by 北野一 Part 2

日本は豊かになった。 ただ、個々の日本人は今ひとつ豊かさを実感できないでいる。 そもそも近代化を成し遂げた国とは、そういうものかもしれないが、われわれは豊かさを実感できる社会を目指して愚直に構造改革に取り組んできたはずだ。 しかし、「豊かさを…

「なぜグローバリゼーションで豊になれないのか」 by 北野一 Part 1

マクロ経済というのは、中が見えない箱からつまみがいくつか出ていて、そのつまみが箱の中で歯車やベルトやばねやゴムでお互いにつながっていて、つまみAを右に回すとつまみBも右に回るが、Aを右に力強く回しつBを無理矢理左に回すとつまみCが左にまわる、こ…

北野一さんの本「なぜグローバリゼーションで豊かになれないのか」が出ます

なぜグローバリゼーションで豊かになれないのか―企業と家計に、いま必要な金融力作者: 北野一出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2008/06/27メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 34回この商品を含むブログ (16件) を見る6/27出版予定だそうです。 非常…

構造改革と格差

広い視野でロジカルに分析をするJPモルガン証券の北野さんは私の「おっかけ」対象の一人です。 その北野さんが9月25日のJMMのメールマガジンで構造改革と格差について興味深い視点の分析を示していました。もう少ししたらバックナンバーとしてこちらで公開さ…