2008-01-01から1年間の記事一覧

Voice 9月号がgooニュース転載

http://news.goo.ne.jp/article/php/world/php-20080818-01.html

プロパガンダが更新された

http://www.fujimaki-japan.com/propa/2008818143023.html 藤巻さんの思惑に反して逆風が続くせいか 偶然、会社に遊びに来ていた元・部下のナカガワ君にその話をして憤っていたら、「その場で注意すればいいのに。前後の見境なく。ほら、マーケットではいつ…

「日本は財政危機」は大ウソ、という主張

雑誌 Voice 9月号にて民主党の河村たかし衆議院議員は 「日本は財政危機」は大ウソである。 と主張している。 その理由は、 本当に財政危機なら総工費1700億円をかけるぜいたくな議員会館や議員宿舎ができるわけがない、地方の役所が次々新築などできるわけ…

上期の経済・経営書

今週の週刊東洋経済に「2008年上期 経済・経営書BEST100」という特集があった。 上期の5位は、なぜグローバリゼーションで豊かになれないのか―企業と家計に、いま必要な金融力作者: 北野一出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2008/06/27メデ…

工程と原理を知っていれば

工程と原理をわかっていれば物事を正確に理解できると下記を読んで思った。 http://netplus.nikkei.co.jp/nikkei/original/yamane/yamane/yam080806.html http://netplus.nikkei.co.jp/nikkei/original/yamane/yamane/yam080812.html 延焼中に見えたのはガス…

ジンバブエのハイパーインフレ

アフリカのジンバブエではインフレ率は前月比年率で220万%というとんでもないハイパーインフレになっている。 http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/harada.cfm?i=20080807c3000c3&p=1 原因は、政府が中央銀行にお金を刷らせて、それを政府が借りて使ったばか…

雑誌 Voice 9月号の藤巻さん

インフレを克服する日本という特集に「円安で株価は上がる - 個人金融資産の力で景気回復へ」という藤巻さんの寄稿があります。 内容は サブプライムローン問題の終結は時間の問題と考える。 しょせん「価格」の値つけ問題*1であり、価格が落ちるところまで…

石油価格上昇は投機筋のせいか?

爆笑問題が司会をするテレビ番組で石油価格上昇は投機のせいだと議論なされていた。 自分が良く知らないことをやっているヤツを悪者に仕立てるのは簡単だが、投機で需給バランスから離れた価格まで引っ張れるものだろうか? 先物はSQで現物と結びつくから実…

日経夕刊8/6 書評 日本的人事管理論 より

書評にこうあった。 本書によれば、まだまだ労働市場の閉鎖性が強い我が国にあっては、成果主義は「高圧釜」のおうな作用を及ぼすという。 その結果、従業員の関心とエネルギーが「顧客や市場、社会のほうに向」かないで、自分自身や部署の利益に向かってし…

「みんなの意見」は案外正しい ... The Widsom of Crowds

新古典派経済学では人々はとても合理的に考えることになっている(そのように過程している)。 確かに人々は合理的だ。 しかし、私自身が100%合理的かといえば、とても怪しい。 ほかのひとだってきっとそうに違いない。 にもかかわらず、市場が効率的で、私…

21世紀型危機の構図

7月28日付けのJPモルガン ウィークリー・データ・ウォッチによれば...世界経済はインフレ率加速と景気減速に直面している。 今回の原油高の基本的背景は新興市場国の旺盛な国内需要。 原油価格の高騰で各国の内需とくに個人消費は大幅に減速しているが、それ…

雑誌 Big Tomorrow 9月号の藤巻さん

インタビュー記事があります。立ち読みの記憶では... 藤巻さんいわく、 「個人のリスク・コントロールは勉強」。 「リスク・コントロール無しでリスクを取るのはギャンブル」。 「為替レートが重要」 「政府がうまくやればマイルドなインフレ、うまくやれな…

高橋氏と与謝野氏

Baatarismさんが高橋氏と与謝野氏の論点をまとめている。 http://d.hatena.ne.jp/Baatarism/20080722/1216698844 両者とも実質GDP成長率を2%と想定する。 成熟した先進国の実質成長率はせいぜい3%と言われるから人口減少の日本では2%というのは妥当なのでし…

サミュエルソンの見解

少し前のNBonlineにポール・サミュエルソンのインタビュー記事が載っていた。 以下はそれの私の理解での要約とたわごと。 日本の急成長の原動力は西洋の模倣であった。 米国で開発された製品を模倣して改良し、高品質で価格の低い製品を生産し販売する。それ…

日経WagaMagaの藤巻さん

内容は マネーはこう掴む 個人で使えるデリバティブ と同じです。 http://waga.nikkei.co.jp/money/asset.aspx?i=MMWAb1000017072008 http://waga.nikkei.co.jp/money/asset.aspx?i=MMWAb1001017072008 http://waga.nikkei.co.jp/money/asset.aspx?i=MMWAb10…

東洋経済の雑誌Think

Think! No.26作者: 東洋経済新報社出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2008/07/18メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 4回この商品を含むブログ (8件) を見るインテリジェンス思考力というビジネスマンが興味を引きそうなタイトル。 因みに私も…

プロパガンダが更新された 2008/7/21

http://www.fujimaki-japan.com/propa/2008721125843.html 藤巻さんが米銀株を注目する理由をあれこれ考えていましたが、プロパガンダに藤巻さんはこう書いていた。 米金融株が回復すれば、貸し渋り解消から一般株の株価底打ち、それによる資産効果で米景気…

藤巻さんがダウを選ぶ理由は何か

藤巻さんはS&P500やWilshire5Kではなく30銘柄のDowです。 なぜか? DJIAを構成する企業はグローバルに活動する大企業で、グローバル経済が成長すれば成長する企業といえるでしょう。 DJIAを構成する企業を通じてグローバル経済の成長を享受しようという目論…

藤巻さんはなぜ米銀の株価を注目するのだろうか

ふと思いました。 単に思っただけです。 米国経済全体が、国外からカネを集めて世界中の成長フロンティア見出しそこに投資する投資銀行みたいなものものならば、資金仲介のど真ん中にいる米銀は投資銀行としての米国の動きがダイレクトに反映されるのではな…

レスター・サローの「知識資本主義」

勝間本の巻末図書リストのシリーズ 私としては、イマイチ、期待はずれだった。 トム・フリードマンの「レクサスとオリーブの木」「フラット化する世界」、梅田さんの「Web進化論」、渡部亮さんの「改革の欧州に何を学ぶか」といったあたりと、日本のデフレの…

「マクロ経済学はどこまで進んだか」

himaginaryさんの要約です。 参考になるのでリストアップ。 共通の質問に対する回答が興味深い。 James Tobin N. Gregory Mankiw Robert E. Lucas Jr Robert W. Clower John B. Taylor Olivier Blanchard Franco Modigliani Edward C. Prescott Robert M. So…

日本のグローバル製造業は海外で再投資

日経朝刊トップ記事に、日本の製造業の国内外の連結利益に対する税負担率が最低になった、つまり、経営のグローバル化が進み税率の低い海外で利益を増やしていてその利益を国内に還流していない、とあった。 藤巻さんが指摘するように、日本企業と日本経済(…

スターバックス値上げ

私のカフェイン需要の価格弾力性はとても小さい。 ゆえに、値上げされても買う。 痛ーーっ。 コーヒー豆の需要は強いそうで。 http://www.hf-klug.jp/hfnews/hfcomp/hfcomp002515.html

下巻はまだか

下巻を読みたい。 MBAのためのミクロ経済学入門〈1〉価格と市場作者: デビッド・M.クレプス,David M. Kreps,中泉真樹,増原宏明,尾近裕幸,熊本尚雄,林行成,細谷圭出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2008/03/01メディア: 単行本 クリック: 127回この商品…

地球温暖化とCO2

メディアでは「CO2削減で地球温暖化防止」と盛り上がっていますが、ヘソまがりな私は、CO2に温室効果が有るのはわかるがそれが最大の要因だろうか?と疑問に思います。 石炭や石油を燃やしてガンガンCO2排出し始めたのは第2次大戦以降のことでしょうが、それ…

「なぜグローバリゼーションで豊になれないのか」 by 北野一 Part 4

資本コストを統一した場合、何が起きるか? ユーロの場合ECBが共通の政策金利を決定すると 高成長率でインフレ気味の国では、低金利 or マイナス金利になり、景気が過熱気味になる。 通貨も共通なので、景気過熱で物価、人件費、etc.の上昇で輸出が減少し、…

「なぜグローバリゼーションで豊になれないのか」 by 北野一 Part 3

北野さんは、ガス爆発が起きたとき直接の原因は何かの火花かもしれないが真相原因はガス栓の締め忘れのハズだ、という。 日本のバブルの場合、直接の原因は日銀の引き締めの遅れかもしれないが、真相原因は企業の資本コストの認識にあった。 日本企業は、今…

「なぜグローバリゼーションで豊になれないのか」 by 北野一 Part 2

日本は豊かになった。 ただ、個々の日本人は今ひとつ豊かさを実感できないでいる。 そもそも近代化を成し遂げた国とは、そういうものかもしれないが、われわれは豊かさを実感できる社会を目指して愚直に構造改革に取り組んできたはずだ。 しかし、「豊かさを…

「なぜグローバリゼーションで豊になれないのか」 by 北野一 Part 1

マクロ経済というのは、中が見えない箱からつまみがいくつか出ていて、そのつまみが箱の中で歯車やベルトやばねやゴムでお互いにつながっていて、つまみAを右に回すとつまみBも右に回るが、Aを右に力強く回しつBを無理矢理左に回すとつまみCが左にまわる、こ…

制度設計、官と民の知恵比べ in 台湾

以下は聞いた話なので真偽は私もわかりません。 台湾で売上税を導入する際に当局は悩んだ。 「納税すべき業者はちゃんと申告するだろうか?(現金取引は記録が残らない)」、言い換えれば、「売上の発生を当局が捕捉する手段はあるか?」 商売熱心な国民性?…